文中で話題になる色々な情報をここにまとめます。
かなり古い話ですが「google」でヨットと検索すると検索精度が悪く、「チョットだけよ~」とかのエロサイトが最初に検索されてました。今は検索精度も上がってそのそような事にはなりません。多くのサイトを参考にすると良いと思います。
●AIS(Automatic Identification System:船舶自動識別装置)船の位置が分かります。大型のタンカーや旅客船などは義務です。世界の船の位置 MarineTraffic 余計なお節介ですが飛行機はFlightradar24 次は車です。
この原理は自分の位置や船名、大きさ、速度など電波で送信しています。
お互いに送信することで、受信すると相手の位置や方角、速度などがわかります。漁船などは位置情報を教えたくないので設置には前向きではありませんが、搭載していると 深夜や睡眠中、霧などのみ通しの悪い時でも衝突アラームなどで危険を教えます。電波でのやり取りなのでレーダーは不要です。車にも「ITS安全運転支援無線システム」で似たようなシステムを付ける動きはあります。あくまでもこれらのシステムは自分の位置や情報を電波に乗せて送信する点です。
最近は皆さん携帯を持っていますので、歩行者も位置情報を発信しながら歩いていると交通事故は減るのかもしれませんが、悪用されると大変です。
●海の安全情報海上保安庁から「全国各地の灯台などで観測した風向、風速、波高などの局地的な気象・海象の状況、海上工事の状況、海上模様が把握できるライブカメラなどの「海の安全情報」をリアルタイムに提供しています。」です。
●ナウファス(全国港湾海洋波浪情報網)78観測地点の,波浪がリアルタイムでわかります。
● MarineTraffic 世界の船の位置
●WINDY 世界の気象情報
●Joint Typhoon Warning Center (JTWC) 米軍(アメリカ海軍)台風情報
●36回アメリカズカップ 2021/3/6日~
●Flightradar24 飛行機の位置(余計なお世話)
ヨット関係でリンク希望の方は連絡をください。
AISが使用する電波はチャンネル1が161.975Mhz チャンネル2が162.025Mhzで、VHF帯です。この周波数は昔どこかの携帯電話屋さんが「プラチナバンド」とか呼んでいた近距離通信には非常に向いている周波数帯です。通信可能距離は30~50 km程度のようでアンテナなどでも大きく変わります。受信器も発売されていますが、ヨットの場合、風向、風速、速度計、水深計、GPS、レーダーなどと地図と船舶用の海図も併せて表示するマリン機器にAISの送・受信機もつながり、さらに自動操舵(オートパイロット)もつながります。オートパイロットには手元操作のリモコンもあります。さらに船内、船外でのディスプレイ表示装置もつなげます。ディスプレーは1台1,700ドル程度です。WestMarineのサイト
AISのRaynarineの製品、AIS700はここのリンクで見れます。さらにお値段が高いのは全体で探してください。
オートパイロットやレーダーなどの全体Raynarineの製品です。ほしいものばかりです。説明書は日本語も用意されているので取り扱い説明書 日本語のPDFもダウンロード可能です。この装置の一般的な全体的な接続図PDFです。
JointTyphoonWarningCenterとは公式米海軍ウェブサイトです。WEBサイト情報では日本の気象庁も最近はがんばっていますが、以前はWEBサイトの公開もされていませんでした。WEB情報が公共の利益となるのにお役所は私たちの税金で集めたデータはテレビ局の気象情報や天下り先での有料情報としていた時代があります。USAでは早くからWEB上で無料で公開していました。以前、中継するプロバイダーによっては他国との接続がその国から悪質プロバイダー(テロ支援)として制限されいてUSAの情報が見れない方も国内にいましたが最近はどうなのでしょうか。このサイトが表示されない場合はプロバイダーを変えた方がいいかもしてません。ローカルのケーブルTV関係の業者が多いようでした。
日本ではまだ海図データは有料で高く売られています。USAではGPSなどのデジタルデータはかなり安く手に入ります。あの広大な国が安く、狭い日本の海図データが高いのはいかがなものですかね?